
朗報!Adobe Fontsであの超名作フォントが使用できるようになりました。 Now you can use that super classic font with Adobe Fonts.
2025年4月、Adobe Fontsにフォントが大量に追加されました。これは、Adobe Fontsの歴史の中でも過去最大規模のフォント追加アップデートであり、デザイナーにとってまさに「神アップデート」と言えるでしょう。
Adobe Creative Cloud(CC)のユーザーであれば、追加料金なしでこれらのフォントをすべて利用でき、商用利用も可能です。さらに、無料アカウントのユーザーでも2,000個以上のフォントが使えるようになっています。
Text 世界が認めた有名欧文フォントが使い放題に!
今回のアップデートの目玉の一つは、100年以上の歴史があるMonotype社が手がける1,500種類以上の名作フォントが一挙に追加されたことです。デザインの現場で長年使われ続けてきたプロ御用達の定番フォントが、ついに自由に使えるようになりました。特に注目すべきフォントをいくつかご紹介します。
Helvetica
世界で最も有名で広く使われるサンセリフ体「Helvetica」のクラシック版がまるごと追加されました。読みやすさと美しさを両立し、企業ロゴやAppleの広告にも使われた本物のHelveticaが自由に使えるのはまさに画期的です。
Times New Roman
書籍や新聞、ビジネス文書の定番として、読み手に安心感を与えるクラシックなセリフ体の代表格です。信頼性や品のあるトーンを出したいデザインにぴったりです。
FF DIN Paneuropean
シンプルで無機質な雰囲気を持つサンセリフ体で、ウェイトのバリエーションが豊富です。道路標識や技術用途など、幅広い分野で使われています。
Bodoni
18世紀後半にイタリアで生まれた、エレガントで個性的なセリフ体フォントです。
その美しい見た目から、ファッション誌のタイトルや高級ブランドのロゴ、広告など、上品さや高級感を演出したい場面で大活躍します。

POINT!
- 日本語フォントも大幅なアップデートが行われています。優雅な筆文字の「AB-優筆楷書」「AB-あらじ Kna」(手書き屋本舗)、ポップで個性的な「AB-アクセント」(FONT1000)、「VDL メガG-pop」「VDL ロゴナTwin」(視覚デザイン研究所)などクオリティーの高いフォントが加わり、選択肢が格段に広がりました。
Text まとめ
昔から使われている定番フォントには、多くの利点があります。人々にとって見慣れた存在なので、信頼感や安心感を与えることができます。これは、信頼性が重視される業界に特に効果的です。また、流行に左右されにくく、時代が変わっても古びないため、長く使い続けられるブランドイメージを作ることができます。是非デザインに取り入れてみてはいかがでしょうか?