
Web初心者でも安心!
ホームページ写真の選び方完全ガイド Smart Photo Choices
Web制作を初めて依頼するときに意外と迷うのが、ホームページに載せる写真選びです。なんとなくの基準で渡してしまうと、制作スケジュールの遅れや公開後の「イメージが違った!」につながることも…。写真まわりで困らないために、今回は初心者でも押さえやすい“写真選びの基本”をわかりやすくご紹介します。
Text まず押さえたい!NG写真の典型例
せっかく撮った写真も、ちょっとした条件で「使いづらい素材」になってしまうことがあります。
以下のNG例のような素材が含まれていると差し替えが増え、結果的にスケジュールが延びてしまうことも。あらかじめ整理しておけば、後の手間がぐっと減り安心です。
代表的なNGパターン
- ピンボケしている
- 暗い写真
- 画質が不十分
- 不要な人物(退職者や関係のない人)が写り込んでいる写真
- 「これは使ってほしくない」と思うもの(写りが悪い、雰囲気に合わないなど)が混ざっているケース

Text 写真の雰囲気とコンテンツの相性チェック
写真自体がきれいでも、掲載するページや目的に合っていなければ逆効果になることがあります。たとえば…
- 公式サイトとは別に新しく採用サイトを作る際、公式サイトで使った堅めの写真を流用した結果、
「厳しそうな会社」という印象を与えて応募率が下がってしまった。 - 逆に、採用サイトで使ったカジュアルな写真を公式サイトに流用したところ、
「軽い会社」という印象を与えてしまった。
同じ写真でも、見る人や場面によって受け止め方は大きく変わります。たとえ以前プロに撮影してもらった素材が手元にあっても、、今回のサイトの雰囲気に合っているかをよく確認しましょう。場合によっては、新しく撮影する方がプラスに働くこともあります。
Text 写真提供時にやっておきたい「ひと手間」
制作会社に写真を渡すとき、少し工夫を加えるだけで作業がぐっとスムーズになります。

- ファイル名に簡単なコメントをつける
(例:「社内イベント_2025春_使用OK.jpg」) - フォルダを「使用OK」と「NG」で分けておく
- 撮影日や写っている人の役職・部署をメモしておく
POINT!
ここで気をつけたいのが、「外部の人には社内事情がわからない」ということです。誰が退職しているか、どの写真が社内的にNGなのかは制作会社には判断できません。渡された写真は、基本的にすべて“使用OK”のものとして扱われてしまいます。
だからこそ、使ってほしくない写真を先に除いておくと安心です。ちょっとした整理が、納期のズレやイメージの食い違いを減らすことにつながります。
Text 画像サイズや形式もチェック

見た目やサイトの表示速度を左右するのが画像サイズや形式です。小さすぎるとPC画面でぼやけて見えてしまいますし、逆に大きすぎると読み込みが遅くなる原因になります。
目安としては、Webサイト用なら横幅1,600px以上、トップ画像やスライド用なら2,000px以上あると安心です。
また、写真は横長で明るいものが扱いやすく、形式は「JPG」が基本。背景を透過させたい場合のみ「PNG」を選ぶと良いでしょう。
Text まとめ
写真は単なる飾りではなく、ホームページの印象を大きく左右する重要な要素です。文章をしっかり読まない人でも、写真の雰囲気は必ず目に入ります。
「誰に、何を伝えたいのか」を意識して選ぶことで、会社の信頼感や魅力を自然と伝えることができます。少しの準備と工夫で、完成後の満足度も成果も大きく変わりますよ。