
【事例紹介】
採用サイト公開後の
成果と運用の工夫 Results and innovations
弊社にて制作した採用サイトの中には、公開後も定期的な更新をご依頼いただき、SNS活用を継続されているクライアント様もいらっしゃいます。今回は、応募数や採用数の向上につながった運用の工夫を、実際の更新事例とともにご紹介いたします。
公開後の成果
~照グループ様(採用サイト)~
弊社にて制作した採用サイト(https://www.terasu-recruit.com/)では、公開後の2025年7月に1か月間で、採用サイトを通じて、20名を超える応募が寄せられました。そのうち5名が採用に至り、医師からの応募も3件ありました。

~採用サイト制作にあたり
心掛けたこと~
採用サイトでは、地域ごとの拠点を地図で示し、周辺エリアで働く魅力を紹介しています。「老・病・死で悩み苦しむ人に光をテラス」というグループ理念を軸に、地域に寄り添いながら医療・介護・看護の連携を実現されていること、さらにワークライフバランスを重視した職場環境や、医師の開業支援制度などの仕組みも紹介し、求職者が自身の将来像を具体的にイメージできる内容に仕上げています。
Text 成果を出すために
サイトを“作って終わり”に
しないことがポイント
採用サイトは、公開して終わりではなく、定期的に見直しを行いながら内容を充実させていくことが重要です。継続的な運用を通じて、求職者が求める情報をより具体的かつ分かりやすく発信することで、SEOの観点からもGoogleに評価されやすくなります。当サイトでも、公開後に定期的な更新や改善を重ねることで、採用成果の向上につなげておられます。
実際の更新事例
では、具体的な施策を見ていきましょう。
定期的なサイトの見直し
公開後もアクセス解析をもとに、ページごとの閲覧状況を定期的に確認されています。閲覧数が伸びにくいページについては導線を見直し、トップページからの誘導を改善しました。また、全ページを回遊できるように次のページへつながる導線を設けるなど、サイト全体の回遊性を高める工夫を行っています。
インデックスレポート|
働くイメージを伝える工夫求職者が職場の雰囲気をより具体的にイメージできるよう、「一日の流れ」や「職員インタビュー」の動画コンテンツを導入しました。
当初は下層ページのみに掲載していたインタビュー動画を、閲覧数の多いトップページにも配置しています。Googleアナリティクスの分析結果をもとに、ユーザーの関心が高い情報を前面に配置することで、滞在時間と応募率の向上につなげています。SNSとの連携で認知を
拡大公開後は、InstagramなどのSNSを活用した情報発信にも積極的に取り組まれています。日常の診療風景やイベント、研修の様子などを継続的に発信し、投稿から採用サイトへ直接アクセスできるようリンクを設置されました。 SNSを通じて職場の雰囲気に共感した求職者が、採用サイトを経由して応募するケースも増えています。
さらに、採用サイト内にもInstagramをフィード表示し、SNSとサイトを相互に行き来できる導線を整備しました。SNSとサイトの双方で求人情報を発信することで、求職者への接点を増やし、採用強化にもつなげられています。直接応募を促す導線設計
直接応募が増えることで、紹介会社へのコスト削減にも貢献します。応募のハードルを下げるため、見学会を随時開催していることや、 子育て中の方も働きやすい環境であることをアピールし、求職者の属性に合わせた発信もしています。
事例
- 全職種の仕事内容を追加掲載し、一覧から各職種ページへ遷移できる導線を整理
- 募集職種一覧の見せ方を再構成し、勤務場所がひと目で分かるデザインに改善
- 地域ごとの拠点を色分けし、視覚的に分かりやすくするためマップのビジュアルを変更(下図参照)

- サイト全体の回遊性を高めるために、全ページに次のページへ遷移できるボタンを設置(下図参照)

まとめ
採用サイトでは、SNSとの連携による認知拡大や応募導線の改善、そして公開後の定期的な更新・改修など「制作して終わり」ではなく、「運用しながら適宜見直しを行う」継続的な取り組みがポイントとなります。その結果、サイト経由での応募数や採用数の増加が見られるなど、一定の効果が期待できます。
弊社では、サイト制作完了後も、お客様の採用活動に寄り添い、定期的な運用サポートを通じて、より良い成果につながるようお手伝いさせて頂きます。採用でお困りの方はぜひお気軽にご相談ください。